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【2025年春ドラマ】対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜|キャスト相関図・登場人物プロフィール徹底解説!

ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』とは

2025年4月1日からTBS系で放送が開始された火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』。主演は多部未華子さんで、彼女にとっては『私の家政夫ナギサさん』(2020年)以来、約5年ぶりにTBS火曜ドラマ枠の主演を務めることになりました。

本作は、2019年にヒットした『わたし、定時で帰ります。』でおなじみの朱野帰子さんによる小説「対岸の家事」(講談社文庫)が原作。家事という”終わりなき仕事”をテーマに、価値観の異なる人々が出会い、互いに影響しあいながら成長していく姿を描いた人生応援ドラマです。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』キャスト相関図

出典: 対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜|公式サイト

ドラマの中心となるのは、専業主婦の村上詩穂(多部未華子)、働くママの長野礼子(江口のりこ)、育休中のエリート官僚パパ・中谷達也(ディーン・フジオカ)の3人。それぞれの家族や職場の人間関係が複雑に絡み合い、”家事”という共通のテーマを通して交流していくことになります。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』の登場人物紹介

村上家

村上詩穂(演:多部未華子)

2歳の娘・苺の育児と家事に奮闘する専業主婦。過去のある出来事から「家族のために家事をすることを仕事にしたい」と専業主婦になることを選びました。専業主婦が少ない現代社会の中で、同じような仲間を見つけられず少し寂しさを感じている日々を過ごしています。優しく穏やかな性格で、家事に関して様々な問題を抱える人たちに寄り添っていきます。

村上虎朗(演:一ノ瀬ワタル)

詩穂の夫。チェーン店の居酒屋店長として朝から晩まで、時には休日返上で働く仕事人間。一見怖そうな外見とは裏腹に、家族思いの優しい性格の持ち主。一人娘・苺を溺愛し、詩穂の専業主婦という選択を尊重しています。夫婦それぞれが自分の役割を果たして家族を支えていくという価値観の持ち主です。

村上苺(演:永井花奈)

村上家の2歳の娘。パパとママが大好きな元気な女の子。

岡田純也(演:緒形直人)

詩穂の父親。仕事人間で、家事は詩穂の母親に任せきりでした。詩穂が中学生の時に妻を亡くし、詩穂が高校卒業まで父子2人で暮らしていましたが、現在は絶縁状態にあります。

長野家

長野礼子(演:江口のりこ)

村上家の隣に引っ越してきた2児の母親。仕事と育児の両立に悩むワーキングマザー。営業部で活躍していましたが、育休明けに総務部へ異動となり、やりがいを感じられずにいます。夫も忙しく働いているため育児は基本的にワンオペ状態。「仕事も家事も諦めたくない」という思いから必死に頑張っていますが、限界を感じています。

長野量平(演:川西賢志郎)

礼子の夫。イベント会社勤務で、多忙のため帰宅が深夜になることも多く、家事も育児もほぼ礼子に任せきりになっています。礼子に申し訳ないという気持ちはありながらも、仕事に追われて家庭を顧みる余裕がないのが現状です。

長野篤正(演:寿昌磨)

長野家の長男。恐竜が大好きな元気な男の子。

長野星夏(演:吉玉帆花)

長野家の1歳の長女。まだ小さいため体調を崩しやすく、手がかかる時期です。

中谷家

中谷達也(演:ディーン・フジオカ)

厚生労働省に勤務するエリート官僚。2年間の育休を取得し、1歳の娘・佳恋の子育てに奮闘中です。完璧主義でプライドが高く、仕事と同じように育児も計画通りにこなそうとしますが、思い通りにいかない現実に戸惑っています。公園で詩穂と出会い「パパ友」になろうとしますが、専業主婦という生き方に対する価値観の違いからぶつかることも。

中谷樹里(演:島袋寛子)

達也の妻。外資系ベンチャーキャピタル企業で働いています。娘・佳恋を出産後、1年間の育休を取得し、その後達也が育休を取ったことでバトンタッチする形で職場復帰。現在は海外に単身赴任中です。人付き合いが苦手な達也とは対照的にコミュニケーション能力が高い性格の持ち主です。

中谷佳恋(演:五十嵐美桜)

中谷家の1歳の娘。どちらかというとママに懐いている様子です。

その他の登場人物

蔦村晶子(演:田辺桃子) 詩穂の娘・苺のかかりつけ小児科医の妻。蔦村医院の受付で働いています。優しく気配り上手で患者から慕われる朗らかな女性ですが、姑や患者からの「早く子どもを産んで医院の跡取りを」というプレッシャーに悩んでいます。

蔦村修司(演:朝井大智) 蔦村医院を切り盛りする若き医師。晶子の夫です。

今井尚記(演:松本怜生) 礼子が所属する総務部の同僚。仕事とプライベートをきっちり分ける今どきの若手社員。子どもの都合で早退することの多い礼子の仕事を肩代わりすることに不満を抱いています。

坂上知美(演:田中美佐子) 詩穂の専業主婦の先輩。明るくて優しく、詩穂の良き理解者となります。ただ、最近は人知れず一人でぼーっとしてしまうことが増えているようです。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』のあらすじ

居酒屋の店長として働く夫・虎朗と2歳の娘・苺との3人暮らしの村上詩穂(多部未華子)は、ある過去の経験から「自分は2つのことが同時にできない」と感じ、専業主婦の道を選びました。しかし、日中は娘としか関わらない毎日に寂しさを感じています。

ある日、詩穂は子育て支援センターの「手遊び教室」に参加します。そこで仕事と育児の両立に奮闘するママ・長野礼子(江口のりこ)と出会いますが、礼子は詩穂が専業主婦だと知ると「時流に乗り遅れた絶滅危惧種」と揶揄。さらに驚くことに、礼子が詩穂のマンションの隣室に引っ越してきて、気まずい隣人関係が始まります。

その後、詩穂の前に現れるのは、完璧な育児計画を掲げる育休中のエリート官僚パパ・中谷達也(ディーン・フジオカ)や、子どもができずに姑からプレッシャーを受ける蔦村晶子(田辺桃子)など、様々な境遇で家事に仕事に奮闘する人々。自分とは縁がないと思っていた”対岸にいる人たち”との出会いを通じて、詩穂の新たな日々が始まっていきます。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』の見どころポイント

  1. 多様な家族のカタチ:専業主婦、共働き家庭、育休パパなど、現代社会における多様な家族のあり方が描かれています。
  2. リアルな家事と育児の描写:「家事は終わりなき仕事」という現実を通して、日常の小さな幸せや葛藤がリアルに描かれています。
  3. 価値観の違いとぶつかり合い:立場や生き方が異なる人々がぶつかり合いながらも理解し合っていく過程が見どころです。
  4. 豪華キャスト陣の演技:多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカをはじめとする豪華キャスト陣の演技も見逃せません。
  5. 共感できるセリフの数々:「専業主婦は贅沢です」「自分で選んだ道、仕事も家事も諦めたくない」など、現代社会を生きる人々の葛藤を表現した印象的なセリフが多数登場します。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』の放送情報

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』の原作情報

  • 原作:朱野帰子『対岸の家事』(講談社文庫)
  • 発売日:文庫版は2021年6月に講談社文庫から刊行
  • あらすじ:医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める——。

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』まとめ

『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』は、家事という「終わりなき仕事」を通して、異なる価値観を持つ人々の交流や成長を描いた人間ドラマです。多部未華子演じる専業主婦・詩穂を中心に、江口のりこ演じる働くママ・礼子、ディーン・フジオカ演じる育休中のエリート官僚パパ・達也ら、様々な境遇の人々が織りなす物語は、現代社会を生きる誰もが共感できる内容となっています。

家事と仕事のバランス、子育ての悩み、価値観の違いによる衝突など、日常生活の中の小さな葛藤や喜びを丁寧に描いた本作は、「これが、私の生きる道!」と胸を張って言えるような、自分らしい生き方を考えるきっかけを与えてくれるでしょう。

2025年春ドラマの中でも特に注目度の高い作品として、第1話のTVer再生数は200万回を突破するなど、すでに大きな話題を呼んでいます。火曜日の夜10時は、ぜひTBS系で『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』をお楽しみください。